「地域と自然への取り組み」

Awabiwareでは、器づくりだけでなく、工房周辺の自然環境や農村景観を未来へつなぐための活動にも取り組んでいます。
目指すSDGsゴール
15 陸の豊かさも守ろう

【目指すゴールと自社の活動の関係】
工房周辺の淡路市大町地区では、休耕田の増加が進行しており、景観の悪化に加え、イノシシやヘビなどの出没増加、法面崩壊など、地域環境への影響が課題となっています。実際に、数年前には工房隣接地において法面崩壊に起因する浸水被害も発生しています。
私たちは、休耕田の有効活用を進め、秋の稲穂や春のレンゲが広がる農村景観を地域に育むことで、生物多様性の保全や地域環境の維持、景観の向上につなげ、持続可能な地域づくりを目指しています。
【具体的な取り組み】
工房隣接の休耕田において無農薬による米栽培を継続するとともに、レンゲを活用した土壌改良や生物多様性の保全を進めています。耕作放棄地の有効活用を通じて、地域景観の維持・向上にも取り組んでいます。
【取り組みの詳細と今後の目標】
現在、工房隣接地では無農薬による米栽培を実施しており、令和8年度で3年目を迎えます。今年度は耕作面積1,000㎡(1反)、年間収量380kgを見込んでいます。まずは現在の取り組みを今後3年間継続することを目標としています。
また、今後5年以内に地域内の耕作放棄地の有効活用を進め、耕作面積を現状から2,000㎡拡大し、合計3,000㎡とするとともに、年間収量1,000kgの達成を目指しています。
3年前に工房隣接地の田んぼ所有者と協議を行い、共同で無農薬による米栽培を開始しました。地域の経験豊富な方々の協力を得ながら、水利管理、耕運、代かき、田植え、収穫などの作業を行っています。
また、レンゲを活用した土づくりにも取り組んでいます。
レンゲは一度播種すると継続的に生育し、開花後に土壌へすき込むことで、稲の生育に必要な窒素を供給し、化学肥料の使用量削減にもつながります。さらに、レンゲを活用した土壌環境は、微生物や水生生物、昆虫など多様な生きものが生息しやすい環境づくりにも役立っており、実際にゲンゴロウなどの生息も確認しています。
これまでの取り組みを通じて、地域住民の方から休耕田の有効活用に関する相談を受ける機会も生まれています。今後も地域との連携を大切にしながら、耕作放棄地の再生、生物多様性の保全、そして地域景観の向上に継続して取り組んでまいります。







